メルカリにパソコンから出品する|写真と説明を書く画面の置き方
メルカリにパソコンから出品したい理由は、だいたい共通しています。商品名や説明文をキーボードで書きたい、写真を大きく見て選びたい、過去の相場を別のタブで見ながら値段を決めたい。この3つはどれもスマートフォンの画面では窮屈です。公式のガイドを読むと、パソコンのブラウザからの出品は正式に案内されており、条件も明記されています。この記事では、その条件を先に確かめたうえで、出品の画面をMacのどこに置くかを決める材料を並べます。
パソコンのブラウザから出品できる。条件は2つだけ
まず前提から。公式のコラムには、入口がはっきり書かれています。
メルカリは、スマートフォンからだけでなく、パソコンのWEBブラウザ版メルカリを利用して出品ができます。ただし、SMSで本人確認をするので携帯電話は必須です。 出典: jp-news.mercari.com
条件の1つめが、この携帯電話です。公式ガイドにも、新規登録とログインのときに携帯電話番号による認証が必要だと書かれています。同じコラムには、固定電話の番号や050から始まる番号では登録できないことも添えられています。パソコンだけで完結させることはできず、認証の番号を受け取る端末が1台必要になります。
条件の2つめが、写真です。公式ガイドには、Webサイトから出品する場合は商品の写真を用意する必要があると書かれています。アプリのようにその場でカメラを起動して撮る流れではないため、撮影は別の端末で済ませ、Macへ取り込んでから出品の画面を開く順番になります。逆に言えば、撮影と出品を切り分けられるので、写真の選別を大きな画面でできます。
すでにアプリで使っている場合、登録済みのメールアドレスか電話番号でそのままログインできます。アカウントを作り直す必要はありません。
Webサイトでできないことの境目
Macで作業を組む前に、境目を知っておくと手戻りが出ません。公式ガイドには、Webサイトの制約が具体的に書かれています。
※Webサイトでは本人確認を行うことができません。 アプリで本人確認機能をご利用ください 出典: help.jp.mercari.com
出品の流れを説明したガイドにも、同じ注記が置かれています。一定の条件に当てはまる場合は出品時に本人確認の完了が必要になるが、その申し込みはWebサイトからはできない、という内容です。ここが効いてくるのは配送方法の選択です。配送方法の案内には、メルカリ便以外の配送方法を利用するには本人確認が必要だと書かれています。つまりパソコンだけで進める場合は、メルカリ便の範囲で組むのが素直な選び方になります。
そのほかの制約として、一部の操作で再ログインや追加の認証を求められる場合があること、一部の機能が利用できないことがガイドに明記されています。この「再ログインを求められる」性質は、置き場所を決めるうえで無視できません。タブを開いたままにしておいても、時間が経てば入力をやり直す画面に戻っています。開きっぱなしにする運用そのものが成立しにくい作りです。
費用は出品料がゼロ、販売手数料が10パーセント
パソコンから出品しても、費用の条件はアプリと同じです。公式ガイドの記述は次の通りです。
- 登録やアプリのインストールに料金は発生しない
- 商品の出品時に出品料はかからない
- 出品した商品が購入され取引が完了した際に、販売価格の10パーセントが販売手数料になる
- 売上を引き出すための振込手数料は一律200円
急ぎの振込を使う場合は、これに加えて別途200円がかかると書かれています。取引完了時に差し引かれる販売手数料は、出品時の商品画面で確認できるとも記載されています。値段を決める段で手取りを計算するなら、販売価格から10パーセントと送料を引いた額が目安になります。
この費用の条件が入口によって変わらないという点は、パソコンから出品するかどうかの判断には影響しません。判断に影響するのは手間の側だけです。だからこそ、手間を減らす工夫に意味が出ます。
パソコンで書くほうが速くなる部分
公式のコラムは、Webブラウザ版のメリットを4つ挙げています。キーボードの操作に慣れていれば商品情報の編集がしやすいこと、ログインとログアウトで区切れること、大きな画面で商品を探しやすいこと、タブを並べて比較しやすいことです。
実務で差が出るのは1つめと4つめです。商品の説明に書くべき内容は、公式の出品ガイドにかなり細かく並んでいます。パソコンなどの精密機械を出す場合の推奨スペックとして挙がっているのは、メーカー、機種名や型番、本体の色、CPU、メモリ、OS、ディスプレイのサイズ、製造年月、使用期間、保証の有無、付属品や外箱の有無です。これだけの項目を打つなら、キーボードのほうが速く終わります。
写真の枚数も効きます。出品の流れのガイドには、写真は20枚まで登録できると書かれています。傷のある部分や付属品まで含めて撮ると枚数が増えるため、どれを何番目に置くかを選ぶ作業が発生します。Macの画面なら並べて比べられます。
なお、アプリには写真とカテゴリーを選ぶだけでタイトルと商品説明が自動で生成される機能が用意されています。公式ガイドには、生成された内容が正確でない場合があるため必ず自分で確認し、必要に応じて修正するよう書かれています。文章を練る作業をMacで行う前提なら、下書きを作って直す流れにも噛み合います。
撮る段のコツも公式ガイドに載っています。購入者が気にするであろう部分をあらかじめ様々な角度から撮り、出品の写真に設定するという内容です。挙げられている例は、本体を開閉した状態の全体像と表裏と側面、液晶やディスプレイやキーボード、外箱と付属品です。汚れや傷がある場合はその箇所も撮るよう添えられています。パソコンなどの精密機械を出す場合は、出品の前に必ず初期化して購入したときの状態に戻すことも明記されています。引き継ぎたいデータがある場合は、初期化の前に控えを取っておく順番になります。
出品の画面で決める配送方法と、その先の手続き
出品の段で配送方法まで決めることになるので、ここも先に押さえておくと迷いません。らくらくメルカリ便のガイドには、出品時の操作が3ステップで書かれています。出品ページの「配送料の負担」で送料込みを選び、「配送の方法」でらくらくメルカリ便を選び、他の情報を入力して出品を完了する流れです。サイズに関わらず出品時はらくらくメルカリ便を選んでおけばよいと明記されています。
発送の場所は、ヤマト運輸の営業所、宅配便ロッカーPUDO、コンビニ(ファミリーマートとセブン-イレブン)、スマリボックス、ファミロッカーのいずれかに持ち込むか、集荷を選んで自宅から出すかを選べます。集荷は取引ごとに集荷料100円が発生すると書かれています。
注意点として押さえておきたいのが、メンテナンスの時間帯です。毎週月曜日の午前3時から5時までは発送の手続きができないとガイドに記載されています。売れた直後に深夜に作業する習慣がある場合、この時間帯だけは避けることになります。
2次元コードの発行は、取引画面から行います。ガイドには、商品のサイズと発送場所を選んだあと、取引画面内の「発送用QRコードを発行」を操作するとQRコードまたはバーコードが表示される、と書かれています。店頭の端末に読ませる段は手元の端末が必要になるため、出品と説明文の作成をMacで、発送の現場をスマートフォンで、という分担が現実的です。
売れたあとに続く4つの手順
出品の画面を置く場所を決めるなら、売れたあとに何が続くかまで見ておいたほうが判断しやすくなります。公式ガイドは、商品が売れた後の流れを4段で説明しています。
- コンビニ払いやATM払いの場合は購入者の支払いの完了を待つ
- 商品を梱包して発送し、発送の手続きが終わった時点で取引画面の発送通知を操作する
- 購入者の受取評価を待つ
- 購入者を評価して取引を完了する
ガイドには注意点も添えられています。購入者の支払いが完了するまで商品を発送しないこと、トラブルを防ぐため発送前に発送通知を操作しないこと、取引完了後は取引のキャンセルができないこと、取引完了後は最後のメッセージから2週間以上が経つと取引メッセージが使えなくなることです。出品者が購入者を評価した時点で取引が完了し、販売の利益が残高に反映される流れになっています。
並べてみると、出品の1回に対して開く回数が何度も発生することが分かります。支払いを待つ日、発送する日、受取評価を待つ日、評価を返す日。1件の出品が4回以上の来訪を生むので、入口が遠いほど遅れが出ます。ここが、出品を続けている人ほど置き場所の効果が大きくなる理由です。
出品の画面を独立した窓に出すかどうかの基準
毎日開くサイトを全部Dockへ出すと、タブの山がアイコンの山に置き換わるだけです。選ぶ基準は3つに絞れます。
- 毎日、あるいは週に何度も開くか
- 自分のログインがあるか
- 見落としたときに金額の損が出るか
出品を続けている人にとって、この3つは全部当たります。売れたあとの発送には期日があり、取引のメッセージにも返事が必要です。見落とせば評価に影響します。月に1度しか出さない人なら、当たるのは2つめだけなので、タブのままでも困りません。出す頻度で判断が変わるのがこの画面の特徴です。
逆に、この基準で落とすべきものもはっきりします。相場を調べるための検索結果のページ、他のフリマサービスの一覧、梱包材を買うためのページ。ログインを伴わず、見落としても金額が動かないものは、ブラウザのタブのままで足ります。窓を分ける意味は、同じ画面を何度も開くことにではなく、探さずに開けることにあります。
Macで窓を分ける2つの道と、確かめておくこと
費用をかけずに試せる経路が、macOSそのものに用意されています。Appleの案内には、作ったあとの性質まで書かれています。
Webアプリは、Safariとは別に機能します。閲覧履歴、Cookie、Webサイトデータ、設定情報はSafariと共有されません。そのため、Safariプロファイルを使う場合と同様に、ブラウズをほかとは切り分けることができます。Webアプリで行ったことは、その中だけで完結します。 出典: support.apple.com
Safariでページを開き、メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選ぶだけです。実体のある項目になるので、Spotlightで引けて、Dockの位置が固定され、アプリの切り替えで直接たどり着けます。macOS Sonoma 14以降で使えます。ログイン状態がSafariと分かれるため、買う側のアカウントと出す側のアカウントを分けて使っている場合に効きます。
もう1つの道が、サイトをアプリにする専用の道具です。違いが出るのは、窓の中身をChromiumのエンジンにできること、同じ流儀で複数のサイトを並べられること、アイコンや名前をまとめて管理できることです。どこまでできるかはできることに整理されており、最初の1つを作る手順は使い方ガイドが順を追って説明しています。対象になるサイトの並びは対応サービス一覧で確かめられ、費用の考え方は料金に出ています。
窓を作ったあとに確かめておくとよいことは2つです。写真のアップロードが窓の中から通ること、そしてログインが最後まで通ることです。出品の作業は写真の選択から始まるため、ファイルを選ぶ画面が出ない窓では話になりません。作った直後に1件だけ下書きを作って試すのが最も安く済みます。判断に迷う点はよくある質問にも整理されています。
よくある質問
パソコンだけで出品まで終えられますか?
公式ガイドでは、パソコンのブラウザから出品と購入ができると案内されています。ただし新規登録とログインの際に携帯電話番号による認証が必要で、固定電話や050から始まる番号は登録できません。写真もあらかじめ用意しておく必要があります。認証の番号を受け取る端末が1台あれば、出品の作業自体はパソコンで進められます。
パソコンからだとできない操作はありますか?
公式ガイドには、Webサイトでは本人確認を行うことができず、アプリの機能を使うよう明記されています。配送方法の案内では、メルカリ便以外の配送方法を利用するには本人確認が必要とされているため、パソコンだけで進める場合はメルカリ便の範囲で組む形になります。一部の操作で再ログインや追加の認証を求められる場合もあります。
パソコンから出品すると手数料は変わりますか?
変わりません。公式ガイドでは、出品時に出品料はかからず、取引が完了した際に販売価格の10パーセントが販売手数料になると記載されています。売上を引き出す振込手数料は一律200円で、急ぎの振込を使う場合は別途200円がかかります。入口による差はないため、判断の材料は手間の側だけになります。
商品説明はどこまで書けばよいですか?
パソコンなどの精密機械を出す場合の推奨スペックとして、公式ガイドはメーカー、機種名や型番、本体の色、CPU、メモリ、OS、ディスプレイのサイズ、製造年月、使用期間、保証の有無、付属品や外箱の有無を挙げています。あらかじめ状態とスペックを書いておくことで取引開始後のトラブルを防げるとされており、項目が多いためキーボードで打つほうが早く終わります。