BlueskyをPCで使う|Macで専用ウィンドウに分ける手順
BlueskyをPCで使おうとしたとき、最初に気になるのはMac用のアプリがあるのかどうかです。App Storeの配信ページには、対応が iPhoneのみ で、macOSでは検証されていないと明記されています。つまりMacではブラウザで開く形になります。公式サイトも、ブラウザからログインと登録ができることを案内しています。ここではPCで開くときの前提を押さえたうえで、タイムラインを専用のウィンドウに切り出す手順と、フィードやアカウントごとに窓を分ける考え方までを整理します。
BlueskyのPC版は、ブラウザで開く形になっている
入口は bsky.app です。公式の案内ページには、ブラウザでログインまたは登録ができることと、アプリはApp StoreとGoogle Playにあることが書かれています。ここに挙がっている配布先は2つだけで、Mac用のアプリケーションは含まれていません。
App Storeの配信ページを見ると、対応が iPhoneのみ となっており、iPhoneに対応しているがmacOSでは検証されていないという注記が添えられています。Appleのチップを積んだMacではiPhone向けのアプリを動かせる場合がありますが、この注記が付いているものは、開発元が動作を確かめていない状態です。無理に動かすより、ブラウザで開くほうが安定します。
登録の扱いは、他のSNSと比べたときの利点になります。スマートフォンのアプリでしか登録できないサービスでは、PCから始めようとしても端末を持ち替えることになります。Blueskyはブラウザからそのまま登録できるため、Macだけで完結します。始めるときに使う端末を選ばなくてよい点は、仕事用のアカウントを作る場面で効きます。
分散型の土台が、窓の分け方に効いてくる
BlueskyはAT Protocolと呼ばれる分散型の仕組みの上で動いています。利用規約にも、この仕組みが多くの種類のサービスを支えるものであること、Bluesky以外のアプリを使う場合はそのアプリの規約が適用されることが書かれています。同じアカウントで複数の入口を持てる作りになっているため、使い込むほど開く窓が増えていきます。
Blueskyを最大限に活用し、分散型SNSという新しいプラットフォームを体験するためのガイドとして、ぜひこの情報をお役立てください。 出典: digitaleasyguide.com
分散型という前提を押さえておくと、画面の整理の仕方も変わります。中央の1社が1つのアプリだけを配るサービスなら、そのアプリを入れて終わりです。Blueskyのように入口が複数あり得る作りでは、自分がどの入口をどこに置くかを決める側に回ります。
公式の案内ページに並んでいる特徴も、窓を分ける理由になります。友人の輪に絞る、ニュースを追う、好みを学ぶアルゴリズムで探す、といった目的ごとにフィードを選べる作りで、モデレーションのリストやコンテンツのフィルターで流れてくるものを絞り込めます。読む目的が複数あるということは、同じサイトを違う気分で開く回数が多いということです。1つのタブで行き来するより、目的ごとに窓を分けたほうが切り替えが速くなります。
タイムラインをタブに置いたままにすると起きること
BlueskyをブラウザのタブでPCに置いたままにすると、詰まる場所は3つに集まります。
- タブの数が増えると、Blueskyのタブを探す時間が伸びる。他のSNSのタブと並ぶとファビコンで見分けることになる
- 他のタブをまとめて閉じたときに一緒に消える。開き直してもログインは残るが、読んでいた位置とフィードの選択は戻らない
- ブラウザを閉じている時間に返信や引用が付いても、Macの通知としては届かない
2つ目は、フィードを使い分けている人ほど痛みが大きくなります。自分で選んだフィードを見ていた状態から開き直すと、既定のタイムラインに戻ることがあります。毎回2手かけて目的のフィードへ移るのは、1日に何度も開く画面では無駄が積み上がります。
書く側の手数も変わります。長めの文章はMacのキーボードのほうが速く書けますが、書きかけのまま他のタブに移ると下書きの画面ごと見失います。独立した窓にしておけば、書きかけはその窓に残ったままです。1日5回開き直す使い方なら、その分の探す手間がそのまま差になります。
Macで専用ウィンドウに分ける手順
Macで窓を切り出す方法は、標準の仕組みで2つあります。どちらも新しいソフトウェアの追加ではなく、数十秒で終わります。
1つはSafariの機能です。macOS Sonoma 14から、開いているWebページをアプリとして保存できるようになりました。
Webアプリは、Safariとは別に機能します。閲覧履歴、Cookie、Webサイトデータ、設定情報はSafariと共有されません。そのため、Safariプロファイルを使う場合と同様に、ブラウズをほかとは切り分けることができます。 出典: support.apple.com
手順は、SafariでBlueskyを開き、メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選び、名前を付けて「追加」を押すだけです。作られたアプリはホームフォルダの中の「アプリケーション」フォルダに保存され、DockとSpotlightから開けます。名前とアイコンは後から変えられるほか、設定の画面でアプリケーションURLを差し替えることもできます。いま開いているページを指定する操作も用意されているので、特定のフィードを開いた状態でURLを固定すれば、起動した瞬間にそのフィードが出る窓になります。
もう1つはChromeの機能です。Chromeのヘルプには、右上のその他アイコンから「キャスト、保存、共有」を開き、「ページをアプリとしてインストール」を選ぶ手順が案内されています。作ったウェブアプリは chrome://apps から管理でき、消すときはウィンドウ右上のメニューからアンインストールを選びます。土台がChromeのプロファイルになるため、プロファイルを分けておくとログインの状態も分かれます。
フィードごと、アカウントごとに窓を分ける
分け方は2通りあります。1つはフィードごとに分ける形、もう1つはアカウントごとに分ける形です。
フィードごとに分ける場合は、同じアカウントのまま窓を2つ作り、それぞれのURLを違うフィードに固定します。仕事に関わる話題を追う窓と、趣味の話題を追う窓を並べる形です。同じアカウントなのでログインの状態は共有され、書く場所も同じです。読む目的だけを分けたいときに向きます。
アカウントごとに分ける場合は、Cookieを分けます。Safariで作ったWebアプリは閲覧履歴とCookieとWebサイトデータをSafari本体と共有しないため、本体側で個人のアカウント、Webアプリ側で仕事用のアカウントという置き方ができます。3つ以上に分けたいときは、Safariのプロファイルを追加してからそれぞれで作ります。Chromeの場合は、先にプロファイルを分けてからウェブアプリを作る順番です。Chromeのヘルプにも、仕事用と個人用で別々のアカウントを使う場合にプロファイルが役立つと書かれています。分けずに2つ作っても中身は同じアカウントを指します。
窓が増えると押し間違いが起きます。Dockに同じアイコンが並ばないよう、色の違う画像を当てて見分けが付く形にしておくと、誤った側から投稿する事故を入口で防げます。投稿を取り消しても既に読まれていることがあるため、後始末より入口の対策が確実です。
通知をどこまで出すか決める
独立した窓にすると、通知の扱いが1つのアプリとして整います。Appleのサポート情報には、通知を配信するサイトの場合、DockのWebアプリのアイコンに未読の件数を赤いバッジで表示できると書かれています。この機能を使うには、通知の許可を求められたときにSafari本体ではなくWebアプリの中で応答します。すると、システム設定の「通知」の一覧にそのアプリが並び、そこでバナーを出すか、音を鳴らすか、通知センターに溜めるだけにするかを決められます。一覧にはサイトのURLではなく、付けた名前で表示されます。
決め方の目安は、その窓の役目です。問い合わせや連絡を受ける窓ならバナーを出す側に寄せます。話題を追うための窓なら、音とバナーを切って件数だけ見る形にしておくと、作業が細切れになりません。窓を2つ持っていれば、片方だけを鳴らす設定にできます。タブのままではブラウザ全体をまとめて扱うことになるため、この細かさは出せません。
Appleのサポート情報には、ログイン項目として追加して自動的に開く形にできることも書かれています。朝の確認を習慣にしている画面なら、この設定を入れておくと開く操作そのものが消えます。
毎日開く画面を選び分ける基準
サイトをアプリにする道具のプリセットの顔ぶれは、この手が効く画面の性質を示しています。メール、カレンダー、チャット、SNS、生成AIの窓口が並んだ対応サービス一覧を眺めると、共通点が見えてきます。1日に何度も開き、開いている時間が長く、他のタブと並べる意味が薄い画面です。Blueskyのタイムラインは、この3つのすべてに当てはまります。
判断の基準を1つ持つなら、開き直す回数です。1日に5回以上開き直す画面は独立させる価値があり、週に1度で足りる画面はタブのままで困りません。フィードを使い分けている場合は、その数だけ窓を作る価値が出ます。
作った窓で何ができるのかはできることに、通知やタブバーの表示を切り替える手順は使い方ガイドにまとまっています。300以上のプリセットからすぐ作れる形になっているため、URLを調べる手間もかかりません。3アプリまでは費用がかからない範囲で試せるので、まずタイムラインの窓1つで効き方を見て、フィードごとに増やすかを決める順番が無駄がありません。費用の内訳は料金に、判断に迷う点はよくある質問に整理されています。
BlueskyをPCで使うときに決めることは2つです。窓をフィードで分けるかアカウントで分けるかと、どの窓を鳴らすかです。前者は読む目的の数で決まり、後者はその窓の役目で決まります。
よくある質問
BlueskyにMac用のアプリはありますか?
App Storeの配信ページでは対応が iPhoneのみ となっており、iPhoneに対応しているがmacOSでは検証されていないという注記が添えられています。公式の案内ページに挙がっている配布先もApp StoreとGoogle Playの2つだけです。Macではブラウザで bsky.app を開く形になります。
PCのブラウザから新規登録はできますか?
できます。公式の案内ページには、ブラウザでログインまたは登録ができることが書かれています。スマートフォンを持ち替える必要がないため、仕事用のアカウントをMacだけで作って設定まで済ませられます。
開いたときに見ていたフィードへ戻るには?
Safariで作ったWebアプリなら、設定の画面でアプリケーションURLを差し替えられます。見たいフィードを開いた状態で現在のページを指定すれば、起動した瞬間にそのフィードが出る窓になります。目的ごとに窓を分けると、切り替えの手数が消えます。
個人用と仕事用のアカウントを同時に開けますか?
Safariで作ったWebアプリはCookieと閲覧履歴をSafari本体と共有しないため、本体側で個人、Webアプリ側で仕事用という置き方ができます。3つ以上に分けたい場合はSafariのプロファイルを追加します。Chromeを使う場合は、先にプロファイルを分けてからウェブアプリを作ります。