mac chrome ショートカット作成の保存先と直し方|消えたときに見る場所

mac chrome ショートカット作成でつまずく場所は、作る瞬間ではなく作った後に集中しています。作ったファイルが見当たらない、名前を直したいのに変える場所が分からない、しばらく使っていたら押しても開かなくなった。この記事は手順の紹介を最短で済ませ、保存先と直し方、そして消えたときに見る場所を順番に並べます。

メニューの名前が変わり、役割が2つに分かれた

古い解説どおりに操作して結果が違う場合、原因はメニューの再編です。Chromeの開発者向けブログに経緯が書かれています。

Starting in Chrome 128, the Create Shortcut menu item in More > Save and share now creates a bookmark on the user's desktop or homescreen. The previous behavior of this menu item on desktop has moved to the Install Page as App option. 出典: developer.chrome.com

かつては「ショートカットを作成」の中に「ウィンドウとして開く」というチェックボックスがあり、そこで2つの結果を選び分けていました。現在は項目が分かれ、「ショートカットを作成」はデスクトップにブックマークを置く機能、独立した窓が欲しい場合は「ページをアプリとしてインストール」という配置になっています。どちらも3点メニューの、保存と共有をまとめた区画にあります。

チェックボックスが消えたのではなく、役割が2つの項目に分かれただけです。窓が開かないと感じた人は、隣の項目を押せば目的のものが手に入ります。手順を人に伝えるときは、メニューの階層を文字で書き写すより、3点メニューの中で「保存」や「共有」の語が入ったまとまりを探すという伝え方のほうが長持ちします。

作ったものの保存先は、種類で違う

ここが最初の分岐点です。同じ「ショートカット作成」でも、できあがるものの置き場所が違います。

ブックマーク型を作った場合、できるのはデスクトップに置かれる書類です。押すとChromeが起動し、通常のタブとして目的のページが開きます。デスクトップから移動させたい場合は、Finderで好きな場所へドラッグして構いません。Finderのサイドバーに入れておけば、デスクトップを散らかさずに手元に置けます。

アプリ型を作った場合、実体はホームフォルダの中の「アプリケーション」フォルダに、Chrome用のフォルダとしてまとめて置かれます。ディスク直下の共通のアプリケーションフォルダではないため、探しても見つからないという詰まり方をしやすい場所です。Finderのメニューバーから「移動」を開いて「ホーム」を選び、その中の「アプリケーション」を開くと辿り着けます。

  • ブックマーク型: デスクトップの書類。押すとタブが1枚増える
  • アプリ型: ホームのアプリケーションフォルダ内のChrome用フォルダ。押すと独立した窓が開く
  • どちらもDockに置けるが、アプリ型だけが区切り線より左のアプリ領域に入る

タブの列を減らしたくて作業している場合、必要なのはアプリ型です。ブックマーク型を10個作っても、押すたびにタブが1枚ずつ増えるだけで、状況は変わりません。

名前とアイコンを直す方法も、種類で違う

作成時に入れた名前が気に入らない、アイコンがサイトのファビコンのままで小さい。この2つはよく出る要望ですが、直し方が分かれます。

ブックマーク型はただの書類なので、Finderの流儀がそのまま通ります。ファイル名はFinder上で変更でき、アイコンはファイルを選んでCommand+Iで情報ウインドウを開き、左上のアイコンに画像を貼り付ければ差し替えられます。512ピクセル程度の正方形の画像を用意しておくと、縮小されたときにも滲みません。

アプリ型は、Chromeが管理しているため手元での自由度が下がります。名前はインストール時に確認する画面で決めた文字列が使われ、アイコンはサイト側が用意した画像が使われます。手元の画像に差し替える経路は用意されていません。名前を変えたい場合は、いったん削除して作り直すのが確実です。

この差は、作る前に効いてきます。アイコンを自分で決めたいサイトが複数あるなら、その時点でChromeの標準機能だけでは要求を満たせないと分かります。

起点にするURLを、作る前に決めておく

作成時にしか決められないものがもう1つあります。どのページを開いた状態で作成の操作をするかです。その時点のURLが、押したときに開く入口として固定されます。

トップページで作る人が多いのですが、実務ではその先を起点にしたほうが手数が減ります。絞り込み条件を付けた課題一覧、担当しているプロジェクトのボード、仕事用の受信箱、集計済みの画面。毎回そこへ辿り着くために2回か3回クリックしているなら、その分が毎日消えます。1日に5回開くサイトであれば、1回あたり2クリックの短縮でも1年で相当な回数になります。

ただし起点を深くしすぎると、サイト側の仕様変更で真っ先に壊れる場所にもなります。ログイン後に必ず通る画面や、URLに一時的な文字列が入らない画面を選ぶと、長持ちします。逆に、検索条件や表示期間がURLに埋め込まれる画面は、期間が過ぎた時点で意味を失うことがあります。

Chromeで作ったアプリ型のショートカットは、後から起点のURLを設定画面で書き換える経路が用意されていません。変えたい場合は作り直しになるため、作る前に1分考えておく価値があります。

プロファイルが違うと、まったく別のものになる

Chromeを仕事用と個人用のプロファイルで分けている場合、ここが最大の注意点です。

アプリ型のショートカットは、作ったときのプロファイルにぶら下がります。ログイン状態はそのプロファイルと共有されるため、作った直後から使えて便利ですが、裏を返すと同じサービスの2つ目のアカウントを別の窓で同時に開くことはできません。2つのアカウントを行き来している人にとって、この制約は日常的に効きます。

もう1つ、プロファイルを削除したときの挙動です。設定からそのプロファイルを消すと、Dockのアイコンは残ってもログイン状態は失われ、作り直しになります。プロファイルを整理する予定があるなら、整理を済ませてから作るほうが順序として無駄がありません。

どうしてもプロファイルまで固定したい場合は、起動オプションを使う方法があります。ウインドウをアプリの形で開くオプションと、使うプロファイルを名前で指定するオプションを一緒に渡す形です。ただし毎回打つのは現実的ではないため、標準のオートメーションの道具でアプリケーション形式に保存する手数が加わります。1つや2つなら見合いますが、数が増えると維持そのものが作業になります。

押しても開かない、消えたときに見る4か所

作った後に壊れる原因は、経験上いくつかに絞れます。

1つ目は、Dockに保持していない場合です。アプリ型を作った直後はDockにアイコンが出ますが、保持を指定していなければ終了時に消えます。アイコンを右クリックして「オプション」から「Dockに保持」を選べば残ります。

2つ目は、サイト側のURL変更です。サービスがドメインを変えたり、ログイン後の入口のパスを変えたりすると、固定したURLが古いままになります。押しても案内ページに飛ぶだけになったら、作り直すのが早いです。

3つ目は、プロファイルの整理です。上に書いたとおり、削除したプロファイルにぶら下がっていたものは機能しなくなります。

4つ目は、Chrome本体の更新です。ブラウザは数週間おきに更新され、ブラウザ本体に紐づく方式の入れ物は、更新のたびにアイコンが元に戻ったり起動しなくなったりすることがあります。3個なら都度直せば済みますが、数が増えるほど更新のたびの作業になります。

chrome://apps で棚卸しをする

アプリ型で作ったものの一覧は、アドレスバーに chrome://apps と入れると確認できます。ここに並ぶのは、いま使っているプロファイルの分だけです。仕事用と個人用で分けている場合、それぞれのプロファイルで開かないと全体が見えません。

棚卸しの観点は2つです。1つは重複で、同じサイトを違う名前で2回作っていないか。もう1つは死んでいるものの検出で、押してみて案内ページに飛ぶだけになっているものは、URLが変わっているので作り直しの対象です。

削除は、この画面から行えます。対象を右クリックして削除を選ぶと、一覧から外れます。アプリの窓の中のメニューからアンインストールを選ぶ経路もあります。Dockからアイコンをドラッグして外しただけでは一覧に残るので、片付けたつもりが残る原因になります。

目安として、3か月開いていないものは消してよい部類です。作り直しは数十秒で済むため、抱えておく理由がありません。

棚卸しのついでに、名前の付け方も見直しておくと後が楽になります。作成時に入れた名前は、Dockのアイコンの下、Command+Tabの切り替え、強制終了のウインドウ、システム設定の通知一覧に出てきます。同じ提供元のサービスをまとめて作って初期値のまま確定すると、似た文字列が並び、アイコンの色味も近いため縮小表示では判別できません。用途かアカウントを名前に1語足しておくと、半年後の自分が読めます。

窓の大きさと位置は、閉じたときの状態が残る

アプリ型で作ったものは、閉じたときの窓の大きさと位置をおおむね覚えています。この性質は、複数の入れ物を並べて使うときに効きます。

たとえばチャットは画面の右端に細長く、課題管理は中央に広く、集計画面は左側に固定する。一度その配置で閉じておけば、次に開いたときも近い場所に出ます。毎回窓をつかんで動かす操作が消えるため、数が増えるほど差になります。

外部ディスプレイを使っている場合は、接続の有無で位置が変わる点に注意が要ります。ディスプレイを外した状態で開くと、内蔵画面の中に寄せられます。据え置きと持ち出しを行き来する使い方であれば、位置は覚えさせるより、Mission Controlの操作スペースを分けて管理するほうが安定します。

タブバーが無い窓なので、キーボードの操作も通常のブラウザとは少し変わります。タブを切り替える操作は対象が無く、戻る進むはメニューか2本指のスワイプに寄ります。この2つを最初に確かめておくと、作った直後の使いにくさの大半が解消します。

数を増やす前に決めておくこと

ここまでの操作はすべて追加の費用が0円です。まず1つ作って、日常で使えるかを確かめるのが最短で、それで足りるなら先はありません。

Chromeの機能だけでは埋まらない行は、はっきりしています。同じサービスを2つのアカウントで同時に開くこと、アイコンを自分の画像に差し替えること、そして作った十数個を1か所で管理することです。この3つのどれかに当たったときが、専用の道具を見に行くタイミングになります。

道具を比べるときは、機能の箇条書きより先に雛形の並びを見ると判断が速くなります。300以上のプリセットからすぐ作れる形であれば、URLもアイコンも名前も選んだ時点で埋まり、作成の手数が数に比例して増えません。自分が毎日開くサービスが入っているかは対応サービス一覧で先に確認でき、窓やリンクの挙動をどこまで指定できるのかはできることに整理されています。実際の作成手順は使い方ガイドで画面付きに追えます。

もう1つ、長く使うときに効くのは機能の数より壊れにくさです。ブラウザ本体に紐づく方式は更新のたびに直しが要ることがあるため、どこまで自動で復旧するのかは、数を増やす前に確かめておく価値があります。費用の桁としては、標準機能が0円、専用のツールには3アプリまで無料で、それ以上を作るときに3,980円の買い切りへ移る形があります。月額課金の製品では3年間の合計が28,700円前後になるものもあり、線引きは料金にまとまっています。導入前に出やすい疑問はよくある質問に集まっています。

よくある質問

Chromeで作ったショートカットはどこに保存されますか?

種類で違います。ブックマーク型はデスクトップに書類として置かれ、Finderで好きな場所へ移動できます。アプリ型は、ホームフォルダの中の「アプリケーション」フォルダにChrome用のフォルダとしてまとめて置かれます。ディスク直下の共通のフォルダではない点が見落としやすい場所です。

作ったショートカットのアイコンを自分の画像に変えられますか?

ブックマーク型なら変えられます。ファイルを選んでCommand+Iで情報ウインドウを開き、左上のアイコンに画像を貼り付けます。アプリ型はサイト側が用意した画像が使われ、手元で差し替える経路は用意されていません。名前を変えたい場合も、いったん削除して作り直す形になります。

作ったアプリが押しても開かなくなったときは何を確認しますか?

まずサイト側のURLが変わっていないかを確認します。次に、作ったときのChromeプロファイルを削除していないかを見ます。プロファイルを消すとログイン状態が失われ、作り直しになります。Chrome本体の更新後にアイコンが戻ったり起動しなくなったりすることもあります。

作ったショートカットを完全に削除するにはどうすればよいですか?

アプリ型は、アドレスバーに chrome://apps と入れて一覧を開き、対象を右クリックして削除します。アプリの窓の中のメニューからアンインストールを選ぶ方法もあります。Dockからアイコンを外しただけでは一覧に残ります。ブックマーク型は、書類をゴミ箱に入れれば消えます。

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