DMM TVをMacの窓で見る|プレイヤーを入れずにブラウザのまま置く
DMM TV pc アプリという言葉で探している人が詰まっているのは、パソコンで見るときに何をインストールすればよいのかが分からない場面です。スマートフォンではアプリを入れて見ているため、パソコンにも同じものがあるはずだと考えるのは自然です。結論から書くと、パソコンでの視聴はブラウザが前提で、Macに入れる視聴用のアプリは配られていません。そのかわり、macOSの標準機能でブラウザの画面を独立した窓に切り出せば、Dockから開くアプリと同じ扱いにできます。
公式が挙げている視聴デバイスの並び
ヘルプの視聴できるデバイスのページは、スマートフォン・タブレット、Amazon Fire TV、パソコン、テレビ、PlayStation 5とPlayStation 4の5つに分かれています。アプリをインストールする案内が書かれているのは、スマートフォンとタブレット、Fire TV、テレビ、ゲーム機です。パソコンの項目だけ、書かれ方が違います。
WindowsまたはmacOSを搭載したパソコンで視聴できます。 対応OSやブラウザについては下記ヘルプページをご確認ください。 出典: support.dmm.com
インストールの手順ではなく、対応OSとブラウザの確認を求める書き方です。リンク先の推奨環境のページを見ると、パソコンの条件はWindows 11以上がGoogle Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edgeの最新版、macOS 14 Sonoma以上がGoogle Chrome、Mozilla Firefox、標準搭載のSafariと記載されています。スマートフォン側の条件はiOS 18以上またはAndroid 12以上です。
アプリの動作環境も同じページに並んでいます。iOS用アプリはiOS 16以上のiPhoneとiPad、Android用アプリはAndroid OS 7.0以上でGoogle開発者サービスがインストールされている端末です。Macのアプリケーションフォルダに入れる視聴用アプリは、この一覧のどこにも出てきません。
Macに入れられる公式のソフトは別の用途のもの
紛らわしいのは、DMMがパソコン向けの再生ソフトを配っていることです。ヘルプにあるDMM Player v2は、動作環境としてWindows 11、またはmacOS 11 Big Sur以上が挙げられており、MacについてはIntelのCore iシリーズとAppleシリコンのMシリーズが対象と書かれています。インストーラも配布されています。
ただし、このソフトが再生できる対象は限られています。注意事項には、ファイル拡張子が「.dcv」以外のファイルは再生できないと明記されています。ダウンロードした動画ファイルを開くための道具であり、ブラウザで配信を見るためのものではありません。ヘルプ上の置き場所も、DMM TVではなくAKB48グループの再生アプリやツールの項目です。
つまり、Macで見るためにインストールするものは無いという結論は変わりません。検索結果にはMac向けのデスクトップアプリを配っていると読める説明も並びますが、その多くは提供元以外が作ったサイトをアプリ化する道具の紹介です。公式のインストーラを探し続けるより、ブラウザの画面を窓に切り出す手順を覚えるほうが早く目的に着きます。
- パソコンでの視聴はブラウザで行う
- DMM Player v2は「.dcv」のファイルを開くための別の道具
- アプリの配布があるのはスマートフォン、Fire TV、テレビ、ゲーム機
Macで独立した窓を作る2つの手順
1つめはSafariの機能です。macOS Sonoma 14以降であれば、視聴ページをSafariで開き、メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選び、名前を付けて追加します。ホームフォルダの「アプリケーション」フォルダに保存され、DockからもSpotlightからも開けるようになります。
Webアプリは、Safariとは別に機能します。閲覧履歴、Cookie、Webサイトデータ、設定情報はSafariと共有されません。そのため、Safariプロファイルを使う場合と同様に、ブラウズをほかとは切り分けることができます。Webアプリで行ったことは、その中だけで完結します。 出典: support.apple.com
2つめはChromeの機能です。Chromeでページを開き、右上のその他アイコンから「キャスト、保存、共有」を選び、「ページをアプリとしてインストール」を選びます。Chromeのヘルプでは、ウェブアプリはランチャーやホーム画面から開ける形になり、通知や追加のストレージ、アイコンのバッジを含む場合があると説明されています。
どちらの手順も費用はかかりません。推奨環境にSafariとChromeの両方が入っているため、どちらで作っても視聴の前提から外れません。作ったあとは作品を1本再生して、音と映像が問題なく出るところまで一度確かめておくのが確実です。macOSの条件は14 Sonoma以上なので、Safariの手順が使える環境であれば推奨環境も満たしています。
再生を続けたまま調べものをする置き方
窓を分けて最初に変わるのは、閉じる操作の取り違えが減ることです。ブラウザのタブに再生画面を置いていると、作品名を調べるタブや放送予定を見るタブと同じ窓に並びます。調べものが終わってCommand+Wを押したとき、前に出ていたのが再生中のタブだと、そこで映像が終わります。続きの位置を探し直す手間は、エピソードの長さによっては1分を超えます。
置き場所の固定も効きます。Dockのアイコンを右クリックして「オプション」を開き、「このデスクトップ」を選ぶと、その窓は決めたスペースで開くようになります。再生の窓を右側のスペースに置き、作業用のブラウザを左側に置く形にすると、Control+方向キーでの切り替えがそのまま視聴と作業の行き来になります。
画面の大きさの決め方も変わります。窓を見やすい大きさに変えてから一度閉じると、次に開いたときもその大きさで開きます。作業しながら流す用途なら画面の4分の1程度に収めて隅に置き、集中して見る用途なら全画面にして独立したスペースに置く形が現実的です。資料と見比べる場合はSplit Viewで左右に並べられます。タブに置いたままでは、同じ窓の中にあるものを左右に並べることはできません。
窓を分けても変わらないこと
変わらない部分も把握しておくべきです。視聴できる作品も、配信の内容も、契約しているプランの扱いも、ブラウザで開いたときと同じです。画質の選び方も変わりません。ヘルプでは、パソコンのWebブラウザで再生中に画面下部に表示される歯車アイコンから画質を切り替えられると案内されています。選択肢はAUTO、4K、HD、SDで、4Kは2160pから1440p、HDは1080pから720p、SDは720p未満と説明されています。作品が対応していない画質や、再生機器が対応していない画質は選択肢に出ないとも書かれています。
スマートフォンのアプリにしかない機能が、窓を分けたことで使えるようになるわけでもありません。窓を分ける効果は、置き場所と切り替え、そして誤って閉じにくくなることに限られます。
ログイン状態については1点だけ準備が要ります。SafariのWebアプリはCookieやWebサイトデータをSafariと共有しないため、作った窓では改めてログインを求められます。作業は1回で済みますが、窓を作ったその場でログインまで通しておくと、見たいときに止まりません。同じアカウントで開く窓が増えるだけなので、料金に影響はありません。
再生できないときの切り分けが小さくなる
うまく再生できないときの手順も、公式のヘルプに並んでいます。推奨されている環境で使っているかを確かめること、VPNや広告ブロック、その他の外部のプラグインや拡張機能を使っている場合は一時的に停止して試すこと、通信環境を切り替えて動作を確かめること、ブラウザのキャッシュを削除したうえでブラウザを再起動することです。それでも続く場合は、プレイヤー下部の設定にある「環境情報をコピー」で取得した情報を添えて問い合わせるよう案内されています。
この切り分けは、窓を分けておくと短くなります。タブを何十枚も開いた1つの窓では、重くなった原因がどのタブにあるのか分かりません。窓が分かれていれば、再生の窓だけを閉じて開き直す、という対処がまず取れます。SafariのWebアプリはデータをSafariと共有しないため、キャッシュの削除もほかのサイトのログイン状態を巻き込まずに済みます。
拡張機能の影響を確かめる場面でも同じです。作業用のブラウザには広告ブロックを入れたまま、視聴用の窓だけ素の状態にしておく、という分け方ができます。どちらの環境で起きているのかを切り分けられる状態を作っておくこと自体が、復帰の速さにつながります。
開いたときに出てくるページを決める
窓を作るときに地味に効くのが、開いた瞬間にどのページが出るかです。Appleの説明では、作ったWebアプリの設定画面からアプリケーションURLを入力でき、「現在開いているページを指定」を選んで差し替えることもできます。新着の一覧を起点にするのか、視聴中の作品が並ぶ画面を起点にするのかで、開いてから再生を始めるまでの手数が変わります。
同じ設定画面から名前とアイコンも変更できます。アニメを見る窓とドラマを見る窓のように用途で分けたい場合は、名前を分けてアイコンも差し替えておくと、Dockに並んだときに取り違えません。ナビゲーションコントロールを表示するかどうかも選べます。戻るボタンや共有ボタンを消すと見た目が素のアプリに近づきますが、作品のURLを誰かに送る場面が多い人は表示したままにしておくほうが手数が減ります。
窓にすべきものを見極める
窓にする価値があるかどうかの基準は単純です。1日に何度も開くか。閉じてしまったときに元の状態へ戻す手間が大きいか。動画配信は後者に強く当てはまるため、窓にする効果が出やすい部類です。
作り方をそろえたい場合は、サイトをアプリにする専用の道具を使う経路もあります。URLとアイコンを指定して独立したアプリを作る形で、アプリごとに別のブラウザプロファイルを割り当てるものが多く、ログイン状態の分離を前提に設計されています。300以上のプリセットから選ぶだけで作れる作りであれば、よく使うサービスはURLの入力もアイコンの用意も要りません。どこまで作れるかはできることにまとまっており、実際の流れは使い方ガイドで確認できます。
選ぶときに見る点は3つです。ブラウザが更新されたあとも作ったアプリがそのまま動くか、窓の大きさと置き場所を覚えてくれるか、通知をアプリごとに切り替えられるか。動画を流す用途では、窓の大きさが毎回リセットされるかどうかが体感に直結します。あらかじめ登録されているサービスは対応サービス一覧で確認でき、無料の範囲でどこまで作れるかは料金に書かれています。細かい挙動の違いはよくある質問に整理されています。
進め方としては、まず視聴ページを1つだけ窓にして、1週間そのまま使うのが確実です。誤って閉じる回数が減ったか、切り替えが楽になったかを見ます。そこで足りるなら追加の道具は要りません。ほかの動画サイトや業務の画面も同じ形にそろえたい人だけが、次を検討すればよい話です。
よくある質問
DMM TVにMac用の視聴アプリはありますか?
ヘルプの視聴できるデバイスのページでは、パソコンの項目は「WindowsまたはmacOSを搭載したパソコンで視聴できます」と書かれ、対応OSとブラウザの確認を案内する形になっています。アプリのインストール案内があるのはスマートフォン、Fire TV、テレビ、ゲーム機で、macOS用の視聴アプリはありません。
DMM Player v2を入れればパソコンで見られますか?
DMM Player v2はダウンロードした動画ファイルを開くための再生ソフトです。動作環境はmacOS 11 Big Sur以上と記載されていますが、注意事項に「.dcv」以外のファイルは再生できないと明記されています。配信をブラウザで見る用途のものではありません。
Macで見るときの推奨環境は何ですか?
推奨環境のページでは、パソコンの条件としてWindows 11以上がChrome、Firefox、Edgeの最新版、macOS 14 Sonoma以上がChrome、Firefox、標準搭載のSafariと記載されています。JavaScriptとCookieを有効にして利用するよう注記もあります。
窓に切り出すと画質の設定はどうなりますか?
変わりません。パソコンのWebブラウザでは、再生中に画面下部の歯車アイコンから画質を切り替えられます。選択肢はAUTO、4K、HD、SDで、作品や再生機器が対応していない画質は選択肢に表示されない場合があると案内されています。