グーネットをPCで開く|お気に入りが消えない置き場をMacに作る
「グー ネット pc」で調べている画面は、2つに分かれます。スマートフォンで開いて一覧が縦に伸び、価格と走行距離と年式を見比べられないまま止まっている画面か、Macのブラウザで何十枚も開いたタブのどこかにお気に入りの一覧が紛れてしまった画面です。前者は表示の切り替えで片が付きますが、後者は切り替えでは直りません。この記事が扱うのは後者、つまりMacでグーネットの入口をどこに置くかを決めるための材料です。
中古車探しは、1日で終わる作業ではありません。条件を決めて一覧を見て、気になった車をお気に入りに残し、翌日また同じ条件で見る。この繰り返しが数週間から数ヶ月続きます。しかもグーネットのお気に入りには、あとで説明する2つの制約があり、置き場を間違えると積み上げたリストが消えます。
PCで開きたくなる理由は、一覧の見比べにある
中古車の一覧は、横に長い表です。車両本体価格、支払総額、年式、走行距離、修復歴の有無、車検の残り、販売店の所在地が横に並び、それを縦に何十件も見比べます。スマートフォンの幅では折り返されるので、比べる作業が上下のスクロールに変わります。PC版が欲しくなる理由の半分は、この見比べにあります。
もう半分は、絞り込みの条件です。グーネットの検索はメーカーから車種とグレードを絞る道、ボディタイプから絞る道、フリーワードで探す道が並び、さらに価格帯、年式、走行距離、修復歴、ミッション、法定整備付、車検の有無、車体色、未使用車、ワンオーナー、禁煙車といった条件を重ねられます。条件の数が増えるほど画面の広さが要ります。指定した条件を確かめながら次を足す操作は、広い画面のほうが間違えにくくなります。
そしてこの2つが片付いたあとに残るのがタブの問題です。条件を組み立てた画面は閉じたくないので開いたままにします。ところが車探しの最中に開いたままにしたいタブは、グーネットだけではありません。買取査定の相場、自動車保険の見積もり、ローンの試算、地図。どれも同じブラウザに積み上がり、目的の1枚が沈みます。ここから先は、表示の設定では解決しない話になります。
推奨環境のページに、パソコンのブラウザが並んでいない
グーネットは推奨環境のページを公開していますが、そこに書かれている内容は少し変わっています。
グーネット中古車のご利用に際して以下のOS・ブラウザでのご利用を推奨します。 【デフォルト標準ブラウザ】 ・iOS 5.x以降 ・Android 2.3以降 出典: goo-net.com
挙がっているのはスマートフォンのOSと、そのOSの標準ブラウザだけです。日本国内版として発売されている端末で利用するように、という注記も添えられています。パソコン向けのブラウザについては、このページに記載がありません。つまりMacのどのブラウザで開くかは、利用者側の判断に委ねられている状態です。
判断の手がかりは別の場所にあります。グーネットのFAQサイトのページ下部には、サポートされるブラウザとして Microsoft Edge の最新の安定バージョン、Mozilla Firefox の最新の安定バージョン、Google Chrome の最新の安定バージョン が挙げられています。こちらにはSafariが並んでいません。FAQサイトは問い合わせ窓口の基盤で、車を探す画面そのものとは別ですが、運営側が動作を確かめている組み合わせの目安にはなります。Macで整えるなら、Chromeを軸にしておくほうが情報が揃っているという見方ができます。
アプリとWEB版はお気に入りを共有しない
PCで開くかスマートフォンのアプリで開くかを、気分で使い分けている人にとって、いちばん重要な事実がここです。グーネットのFAQには、パソコンとスマートフォンでお気に入り情報を同期できるかという質問が立っていて、回答がはっきり書かれています。
2023年12月のアップデート以降、グーネットWEB版とグーネットアプリ版の同期はできかねております。 出典: goo-help.my.site.com
この記事の最終更新は2025年12月18日で、現在も同じ回答が掲載されています。意味するところは単純です。アプリで押したハートマークはアプリの中だけに残り、PCのブラウザで押した「お気に入りに追加」はそのブラウザの中だけに残ります。どちらかに寄せないと、リストが2つに割れます。
お気に入りの追加の仕方も、入口によって分かれています。ブラウザでは車両画面や検討結果画面の「お気に入りに追加」ボタン、アプリでは同じ画面のハートマークです。解除の操作も、PCブラウザ版はトップページ上部の「お気に入り」から対象車両の横にある「お気に入りから解除」、スマートフォンのブラウザ版は同じ位置から「削除」と、案内が別々に書かれています。同じサービスでありながら、入口ごとに手順が違うということです。
見比べる作業はPCでしかできません。そしてお気に入りは同期しません。この2つを並べると、リストの置き場はPCのブラウザに決まります。
お気に入りは30件までで、消したら戻らない
グーネットのお気に入りには件数の上限があります。FAQには、最大30件まで登録できると書かれています。全国約50万台の掲載台数に対して30件なので、見つけたものを片っ端から放り込む使い方には向きません。候補を絞る前の段階と、絞った後の段階で、リストの使い方を変える必要が出てきます。
もう1つの制約は、消したときの扱いです。
『お気に入り・閲覧履歴』を削除致しますと、お気に入り登録、閲覧を行った際の情報が残らない為、復元することが出来かねております。 出典: goo-help.my.site.com
削除していないのに検討中リストや閲覧履歴が消えている場合は、グーお客さまセンターへ連絡するように、とも案内されています。つまり運営側も、意図せず消える事象があることを前提にした案内を置いています。
ここがブラウザの設定と直結します。閉じるたびに履歴とサイトデータを消す設定にしているブラウザ、Cookieを厳しく制限しているブラウザ、プライベートウィンドウで開く癖のあるブラウザ。そのどれかで貯めたお気に入りは、ある日まとめて消えます。復元の手段は用意されていないので、消えた時点で数週間分の絞り込みがやり直しになります。PC版を開けるかどうかではなく、残るかどうかが問題になる場面です。
Macにアプリを入れる道が塞がっている理由
Macで代わりにアプリを入れる道があるかどうかは、App Storeの掲載を見れば決まります。PROTO CORPORATIONが出している「中古車みつかるグーネット」は無料で、カテゴリはショッピング、サイズは118.1MB、言語は英語表記、iOS 16.0以降が必要と書かれています。評価は15万件を超え、平均は4.6です。累計800万ダウンロードを超えたことも説明文に書かれています。
肝心なのは互換性の欄で、対応は「iPhoneのみ対応」と明記され、macOSでは検証されていないという注記が付いています。iPhone向けのアプリがApple SiliconのMacに入る場合は、その旨が互換性の欄に書かれます。グーネットのアプリにはその記載がないため、Macでアプリとして使う前提は用意されていないということになります。
この事実と、先に見た同期の仕様を重ねると、結論はさらに固まります。Macで車を探す人にとって、グーネットの入口はウェブサイトの一本道です。だとすれば整えるべき対象はブラウザの窓であり、そこに貯まるCookieとサイトデータを守ることが、そのままお気に入りを守ることになります。
Macで独立したウィンドウに出す2つの道
手数がいちばん少ないのは、Safariに最初から入っている機能です。Safariでグーネットを開き、メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選び、名前を入れて追加します。
Webアプリがホームフォルダの「アプリケーション」フォルダに保存され、DockやSpotlightからも開けるようになります。 出典: support.apple.com
Appleの説明ページには macOS Sonoma 14以降が必要と書かれています。ブックマークではなく実体のある項目になるので、Spotlightで引けて、Dockの位置が固定され、Cmd+Tabで直接たどり着けます。アプリ名とURLとアイコンを後から変えられること、戻る・進むなどナビゲーションの表示を選べることも、同じページに書かれています。費用はかかりません。
同じページに、お気に入りを守る観点で大事な一文があります。Webアプリは閲覧履歴、Cookie、Webサイトデータ、設定情報をSafariと共有しない、という説明です。窓の中のデータがSafari側と切り離されるということは、Safariの履歴とサイトデータを消しても窓のお気に入りは残るという意味になります。裏を返せば、Safariで貯めたお気に入りは窓に引き継がれないので、移行する日を決めて片方に寄せる手順が要ります。もう1つの道は、Chromiumのエンジンで窓を作る道具を使う方法です。FAQサイトがサポートするブラウザとしてGoogle Chromeを挙げているので、同じ描画で開きたいときに効きます。300以上のプリセットからすぐ作れるため、URLを調べて入力する手間も省けます。何ができるかはできることに整理されており、最初の1つを作る手順は使い方ガイドが順を追って説明しています。
窓にするサイトを選ぶ3つの基準と、車探しの当てはまり方
毎日開くサイトを全部Dockへ出すと、タブの山がアイコンの山に置き換わるだけです。選ぶ基準は3つに絞れます。毎日開くか。自分のデータが溜まるか。見落としたときに費用や機会の損失が出るか。
グーネットは、車を探している期間だけ、この3つすべてに当たります。毎日開き、お気に入りと閲覧履歴が溜まり、条件に合う1台は先に売れてしまいます。逆に車が決まれば、3つのどれにも当たらなくなります。ここから出てくる使い方は、常設ではなく期間限定です。探し始めた週にDockへ出し、契約が済んだら外す。時期が来たときだけ使う道具も、毎日使う道具と同じ仕組みで作れます。対象になるサイトの範囲は対応サービス一覧で確かめられ、費用の考え方は料金に出ています。
期間限定という前提に立つと、作り方も変わります。窓は1つに絞るのが無難です。国産中古車を見ているなら国産の一覧、輸入中古車なら輸入の一覧。入口が2つ以上あると、どちらにお気に入りを貯めたか分からなくなり、上限30件の管理も崩れます。同期しない仕様の上では、置き場を1つに決めることがそのまま事故の予防になります。
この基準で落とすものもはっきりします。車種の解説記事、燃費のランキング、用語集、レビューのまとめ。自分のデータが溜まらず、見落としても損が出ないものは、ブラウザのタブのままで足ります。窓を作る意味は、同じ画面を何度も開くことにではなく、貯めたリストへ最短で戻れることにあります。
窓を作ったあとに確かめる3点と、越えない線
窓ができたら、その日のうちに3つだけ試しておくと後の困りが減ります。1つ目は、お気に入りに1台追加して、窓を閉じて開き直したときに残っているか。2つ目は、閲覧履歴が窓の中で積み上がるか。3つ目は、車両の詳細を印刷やPDFで手元に出せるかです。家族に見せる、販売店に持ち込む場面で、この3つ目が要ります。
もう1つ、線を引いておく話があります。グーネットの利用規約は、コンテンツを個人の利用目的において閲覧するものと定め、禁止事項を並べています。
自動化された手段(情報収集ボット、ロボット、スパイダー、スクレーパーなど)を使用して、当サイトにアカウント登録したり、アクセスしたりする行為 出典: goo-net.com
同じ条には、明示的な書面承諾なく当サイトの名前、商標、ロゴ、コンテンツのレイアウトやデザインを使用、表示、ミラー、フレーム技術で囲い込む行為も挙げられています。
窓を作るという話は、ここを越えません。やっているのは、人が自分の手で開く入口をDockに1つ置くことだけです。一覧を自動で取り込んで別の場所に貯める、値下げを検知して差分を書き出す、自分のサイトの中に画面をはめ込んで見せる、といった作りは規約の線の外に出ます。手作業を短くすることと、取得や再掲を自動化することは別の話だと分けておけば、この道具の使いどころを踏み外しません。
道具側の細かい疑問はよくある質問にまとまっています。窓の数に制限があるか、作った窓を後から編集できるか、Cookieやサイトデータが窓ごとに分かれるか。お気に入りが復元できない仕様のサイトを扱うなら、この3つを先に読んでから作るほうが、途中で作り直す手戻りが減ります。
よくある質問
グーネットのお気に入りは、PCとスマートフォンのアプリで同期しますか?
FAQには、2023年12月のアップデート以降、グーネットWEB版とグーネットアプリ版の同期はできかねていると書かれています。アプリで押したハートマークはアプリの中だけ、PCのブラウザで押した「お気に入りに追加」はそのブラウザの中だけに残ります。見比べる作業をPCで行うなら、リストもPC側に寄せるのが無難です。
お気に入りに登録できる台数に上限はありますか?
FAQには、最大30件まで登録できると書かれています。全国約50万台の掲載台数に対して30件なので、見つけたものを片っ端から入れる使い方には向きません。候補を広く集める段階と絞り込む段階で、リストの使い方を切り替えることになります。
お気に入りや閲覧履歴を消してしまった場合、戻せますか?
FAQには、お気に入りと閲覧履歴を削除すると登録や閲覧を行った際の情報が残らないため、復元することはできないと書かれています。削除していないのに消えている場合は、グーお客さまセンターへ連絡するよう案内されています。閉じるたびにサイトデータを消す設定のブラウザで貯めるのは避けたほうが安全です。
グーネットのアプリをMacに入れて使えますか?
App Storeの掲載では、対応は「iPhoneのみ対応」と明記され、macOSでは検証されていないという注記が付いています。iOS 16.0以降が必要で、サイズは118.1MBです。Macで使う前提が用意されていないため、ウェブサイトのほうを独立したウィンドウとして整えるのが順序になります。