一休をPCで開く|Macで宿の検討を別の窓にする手順

一休をPCで開こうとしたとき、最初に確かめたいのはMac用のアプリが配られているかどうかです。App Storeの配信ページには対応が iPhoneのみ と書かれており、macOSでは検証されていないという注記も添えられています。つまりMacではブラウザで一休.comを開く形になります。ここではPCで開くときの前提を押さえたうえで、宿の検討を独立した窓に切り出す手順と、宿泊とレストランで窓を分ける考え方までを整理します。

一休のPC版は、ブラウザで開く形になっている

入口は www.ikyu.com です。App Storeの配信ページを見ると、プラットフォームの表記は iPhoneのみ対応 となっており、iPhoneに対応しているがmacOSでは検証されていないという注記が添えられています。デベロッパはIKYU Corporationで、価格は無料、動作にはiOS 16.6以降が求められ、対応言語は日本語だけです。旅行のカテゴリでは上位に入っており、評価はおよそ1万件で平均4.6という数字が出ています。

一休.com 上質な宿を、特別な価格で。厳選された高級旅館・ホテルをお得に予約 出典: apps.apple.com

Appleのチップを積んだMacではiPhone向けのアプリが動く場合がありますが、この注記が添えられているものは、開発元が動作を確かめていない状態です。予約や決済が絡む画面で不確かな土台を使うより、ブラウザでPCサイトを開くほうが安定します。アプリの容量が5.9MBと小さいことからも、中身の多くはWebの画面を呼び出す作りだと読めます。Macで見る場合、画面の広さを活かせるのはPCサイトのほうです。写真の枚数が多い宿の比較では、この差がそのまま検討の速さに出ます。

PCサイトには、宿泊以外の入口が横に並んでいる

一休.comのトップページを開くと、画面の上端に宿泊以外の入口が並んでいます。レストラン予約、スパ予約、海外宿泊予約、お取り寄せ、ふるさと納税、宿泊と航空券をまとめて買う窓口です。加えて予約確認、会員登録、ログインの導線が同じ列に置かれています。1つのドメインの中に、目的の違うサービスが横並びになっている作りです。

宿を探す検索欄も、条件の数が多く用意されています。旅館、ホテル、ビジネスホテル、リゾートホテルといった種別のほか、夕朝食付、朝食付、禁煙、温泉、ツイン、会員の等級による特典といった絞り込みが並びます。獲得したポイントをすぐに使うか貯めるかの切り替えも検索の段階で選べるため、同じ宿でも表示される金額が変わります。

この作りが意味するのは、一休.comを開く目的が1つではないということです。週末の宿を探す日と、記念日の食事を予約する日と、ふるさと納税の返礼品を選ぶ日では、見る画面がまったく違います。同じドメインだからブラウザのタブでは1つに見えますが、読者の中では別々の用事です。用事ごとに入口を持てるかどうかで、探す手間が変わります。

タブに置いたままにすると詰まる3か所

一休.comをブラウザのタブに開いたままMacで使うと、詰まる場所は3つに集まります。

  • タブの数が増えると、一休のタブを探す時間が伸びる。他の予約サイトのタブと並ぶと、小さなアイコンで見分けることになる
  • 他のタブをまとめて閉じたときに一緒に消える。開き直してもログインは残るが、検索条件と見ていた宿の一覧は戻らない
  • ブラウザを閉じている時間にセールが始まっても、Macの画面には何も出ない

2つ目の痛みは、条件を細かく指定する人ほど大きくなります。日付と人数と部屋の種別と食事の条件を入れ直すのは、1回なら数十秒です。ただし宿の検討は1日で終わらず、数日かけて候補を絞る使い方が多くなります。開き直すたびに条件を入れ直すと、その数十秒が回数分だけ積み上がります。

3つ目は金額に直結します。一休.comのセールには受付の締切が設定されており、締切が昼の正午に置かれることもあります。タブを閉じている間に締切が過ぎても、気づく手がかりはメールだけです。独立した窓にしておけば、通知をアプリとして受け取る側に回せます。

Macで専用の窓に切り出す手順

Macで窓を切り出す方法は、標準の仕組みで2つあります。どちらも新しいソフトウェアを買う話ではなく、1分ほどで終わります。

1つはSafariの機能です。macOS Sonoma 14から、開いているWebページをアプリとして保存できるようになりました。

Webアプリは、Safariとは別に機能します。閲覧履歴、Cookie、Webサイトデータ、設定情報はSafariと共有されません。そのため、Safariプロファイルを使う場合と同様に、ブラウズをほかとは切り分けることができます。 出典: support.apple.com

手順は、Safariで一休.comを開き、メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選び、名前を入力して「追加」を押すだけです。作られたアプリはホームフォルダの中の「アプリケーション」フォルダに保存され、DockとSpotlightから開けます。名前とアイコンは後から変えられるほか、設定の画面でアプリケーションURLを差し替えることもできます。いま開いているページを指定する操作も用意されているので、条件を入れた検索結果のURLを固定すれば、起動した瞬間にその条件の一覧が出る窓になります。

もう1つはChromeの機能です。Chromeのヘルプには、右上のその他アイコンから「キャスト、保存、共有」を開き、ページをアプリとしてインストールする項目を選ぶ手順が案内されています。土台がChromeのプロファイルになるため、プロファイルを分けておくとログインの状態も分かれます。Chromeの場合は、アドレスバーの右端にインストールのアイコンが出るサイトもあります。

宿泊とレストランで窓を分ける

分け方は2通りあります。1つは用事ごとに分ける形、もう1つはアカウントごとに分ける形です。

用事ごとに分ける場合は、同じアカウントのまま窓を2つ作り、それぞれのURLを違う入口に固定します。宿泊の検索結果を開く窓と、レストラン予約を開く窓を並べる形です。同じアカウントなのでログインの状態とポイントの残高は共通で、分かれるのは開く場所だけです。記念日の食事と宿を同時に探す場面では、2つの窓を横に並べたまま行き来できます。

アカウントごとに分ける場合は、Cookieを分けます。Safariで作ったWebアプリは閲覧履歴とCookieとWebサイトデータをSafari本体と共有しないため、本体側で個人の予約、Webアプリ側で出張の予約という置き方ができます。3つ以上に分けたいときは、Safariのプロファイルを追加してからそれぞれで作ります。Chromeの場合は、先にプロファイルを分けてからウェブアプリを作る順番です。

窓が増えると押し間違いが起きます。Dockに同じアイコンが並ばないよう、色の違う画像を当てて見分けが付く形にしておくと、意図しない側から予約を進める事故を入口で防げます。予約を取り消すと手数料がかかる期間もあるため、後始末より入口の対策のほうが確実です。

セールの通知をどこまで出すか決める

独立した窓にすると、通知の扱いが1つのアプリとして整います。Appleのサポート情報には、通知を配信するサイトの場合、DockのWebアプリのアイコンに未読の件数を赤いバッジで表示できると書かれています。この機能を使うには、通知の許可を求められたときにSafari本体ではなくWebアプリの中で応答します。すると、システム設定の「通知」の一覧にそのアプリが並び、そこでバナーを出すか、音を鳴らすか、通知センターに溜めるだけにするかを決められます。一覧にはサイトのURLではなく、付けた名前で表示されます。

決め方の目安は、その窓の役目です。セールの締切を追う窓ならバナーを出す側に寄せます。候補を眺めるだけの窓なら、音とバナーを切って件数だけ見る形にしておくと、作業が細切れになりません。窓を2つ持っていれば、片方だけを鳴らす設定にできます。タブのままではブラウザ全体をまとめて扱うことになるため、この細かさは出せません。

Appleのサポート情報には、ログイン項目として追加して自動的に開く形にできることも書かれています。旅行の計画を立てている期間だけこの設定を入れて、決まったら外す使い方もできます。

窓に固定するURLをどう選ぶか

窓を作るときに迷うのは、どのページを起点にするかです。選び方は3通りあり、使う期間の長さで決まります。

トップページを起点にする形は、期間を決めずに置いておく窓に向きます。セールの案内や新着の宿がトップに出るため、何を探すか決まっていない日にも使えます。検索条件を毎回変える人も、ここを起点にすると迷いません。

検索結果を起点にする形は、行き先と日付が決まっている期間に向きます。地域と日付と人数と食事の条件を入れた状態のURLをそのまま固定すれば、起動した瞬間に候補の一覧が並びます。候補を数日かけて絞る使い方では、この形がいちばん手数を削ります。条件が変わったら、設定の画面で現在のページを指定し直すだけです。

会員のページを起点にする形は、予約済みの内容を確認する用事に向きます。予約確認の画面やポイントの残高を見る画面を起点にすると、旅行の直前に開く窓として働きます。3つとも同時に持つ必要はなく、いま何をしている期間かで1つか2つに絞ると、Dockが散らかりません。

毎日開く画面を選び分ける基準

サイトをアプリにする道具のプリセットの顔ぶれは、この手が効く画面の性質を示しています。メール、カレンダー、チャット、SNS、買い物の窓口が並んだ対応サービス一覧を眺めると、共通点が見えてきます。1日に何度も開き、開いている時間が長く、他のタブと並べる意味が薄い画面です。宿の候補を絞っている期間の一休.comは、この3つに当てはまります。

判断の基準を1つ持つなら、開き直す回数です。1日に5回以上開き直す画面は独立させる価値があり、週に1度で足りる画面はタブのままで困りません。宿とレストランの両方を使っているなら、その数だけ窓を作る価値が出ます。逆に年に1度しか予約しないなら、ブックマークで足ります。おすすめの使い方を1つ挙げるなら、旅行の計画を立て始めた日に窓を作り、予約が済んだら消す形です。窓は後から削除できるため、試す側の負担は小さくなります。

作った窓で何ができるのかはできることに、通知やタブバーの表示を切り替える手順は使い方ガイドにまとまっています。300以上のプリセットからすぐ作れる形になっているため、URLを調べる手間もかかりません。3アプリまでは費用がかからない範囲で試せるので、まず宿泊の窓1つで効き方を見て、レストランの窓を追加するかを決める順番に無駄がありません。費用の内訳は料金に、判断に迷う点はよくある質問に整理されています。

一休をPCで使うときに決めることは2つです。窓を用事で分けるかアカウントで分けるかと、どの窓を鳴らすかです。前者は開く目的の数で決まり、後者はセールの締切を追っているかどうかで決まります。

よくある質問

一休にMac用のアプリはありますか?

App Storeの配信ページでは対応が iPhoneのみ となっており、iPhoneに対応しているがmacOSでは検証されていないという注記が添えられています。Macではブラウザで一休.comを開く形になります。画面の広さを活かせるのはPCサイトのほうで、写真の多い宿を比べる場面では見やすさの差が出ます。

検索条件を入れ直さずに開く方法はありますか?

Safariで作ったWebアプリなら、設定の画面でアプリケーションURLを差し替えられます。条件を入れた検索結果を開いた状態で現在のページを指定すれば、起動した瞬間にその条件の一覧が出る窓になります。日付や人数を変えたくなったら、同じ操作でURLを更新します。

宿泊とレストランを同時に開けますか?

同じアカウントのまま窓を2つ作り、それぞれのURLを宿泊とレストランの入口に固定すれば、横に並べたまま行き来できます。ログインの状態とポイントの残高は共通のままです。Dockのアイコンを別の画像にしておくと、どちらの窓かを見分けやすくなります。

個人の予約と出張の予約でアカウントを分けられますか?

Safariで作ったWebアプリはCookieと閲覧履歴をSafari本体と共有しないため、本体側で個人、Webアプリ側で出張という置き方ができます。3つ以上に分けたい場合はSafariのプロファイルを追加します。Chromeを使う場合は、先にプロファイルを分けてからウェブアプリを作ります。

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