イラストACをパソコンで開く|素材探しを専用アプリにまとめる
「イラスト ac パソコン」で調べている人が抱えている困りは、たいてい素材そのものではありません。資料やチラシを作っている途中に素材を探しに行き、戻ってきたときにはブラウザのタブが増えていて、さっき見つけた候補がどこにあるか分からなくなる、という流れです。素材探しは作業の合間に何度も割り込む作業なので、入口の置き方がそのまま手数に跳ね返ります。
この記事では、パソコンでイラストACを使うときの条件を先に確かめて、そのうえで素材探しの画面をどこに置くかを決められるようにします。
パソコンで開く理由は、画面の広さと保存先
イラストACの検索結果は、候補を格子状に並べた画面です。1つの語で数百件が並ぶので、良いものを選ぶ作業は「見比べる」作業になります。スマートフォンの幅では1行に入る枚数が減り、同じ数を見るのに何倍もスクロールします。パソコンで開く理由の半分はここにあります。
もう半分は、ダウンロードしたファイルの行き先です。素材はそのままでは使えず、資料作成のソフトへ読み込んで配置します。パソコンなら、ダウンロードフォルダから編集中のファイルへそのまま持っていけます。EPSやAIの形式で落とす場合は、扱うソフトもパソコン側にあります。つまり素材探しは、パソコンの中で完結する作業の一部です。
そして、この2つが片付いたあとに残るのがタブの問題です。素材を探している最中は、候補を比べるために同じサイトを何枚も開きます。そこに資料の元データ、参考にしているページ、連絡用の画面が混ざります。作業に戻るたびに目的の1枚を探すことになり、探す時間のほうが選ぶ時間より長くなります。
無料で使える範囲と、1日4回という区切り
イラストACは会員登録が無料で、メールアドレスだけで登録が終わります。ログインの方法はメールアドレスのほか、GoogleとXのアカウントも選べます。Facebookでのログインは、問題が発生しているため利用を停止していると案内されています。
無料の範囲には、はっきりした区切りが2つあります。1つはキーワード検索の回数です。回数を使い切ると「無料のキーワード検索は1日4回までです」という案内が出て、そこから先はカテゴリーからたどる形に切り替わります。もう1つはファイル形式です。無料会員はJPEGとPNGをダウンロードできますが、EPSとAIのデータには一日にダウンロードできる数の上限があり、超えると案内が出ます。複数の素材をまとめてダウンロードする機能も、プレミアム会員向けです。
この4回という数字が、素材探しの進め方を決めます。語を思いつくままに打ち込んで試す探し方は成り立ちません。1回の検索で候補を広く見て、良いものをその場で残す。この形に変えると、回数の制約がほとんど効かなくなります。残す手段としては、ブックマークとコレクションがサイト側に用意されており、どちらもログインした状態で使います。逆に言えば、ログインが切れた窓で探すと、残す作業だけが後戻りになります。
プレミアム会員にすると外れる制約と、その値段
制約を外す道は用意されています。プレミアム会員の個人プランは、更新の間隔で値段が変わります。毎月更新プランは月額1,980円、毎年更新プランは年額18,900円で月額換算1,575円、2年更新プランは2年で35,616円、3年更新プランは3年で46,746円です。案内ページには、毎月更新プランの支払い方法がクレジットカードとAmazon payに限られることも書かれています。
金額の比較だけで決めない材料が、対象サイトの広さです。1つのサイトで登録すると、イラストAC、写真AC、シルエットAC、動画AC、フリービーAC、ACデータ、赤ちゃんAC、背景切り抜き、デザインACで同じ会員資格が使えると案内されています。参加者は14万人を突破、導入企業は2,900社を突破と掲示されています。イラストだけを月に数点使う人と、写真も動画も必要な人では、同じ値段の意味が変わります。
判断の順序としては、まず無料の範囲で1週間使ってみて、検索回数で止まる日が何日あるかを数えるのが確実です。止まらないなら無料のままで足ります。毎日止まるなら、止まっている時間を時給で見れば答えが出ます。ここは値段の高低ではなく、自分の使用量で決まる話です。
素材の性質と、探すときの見当
素材の総量も公開されています。ログインの案内には、会員登録後に約6,335,969点以上のフリーイラスト素材がダウンロードできると書かれています。ダウンロードの実績として、昨日のダウンロード数と先月のダウンロード数がページの下部に常に出ており、総会員数は1600万人を突破したと掲示されています。
素材の性質については、グループサイトの案内が分かりやすく説明しています。
パソコンに関連したフリーのイラスト素材を掲載しております。JPEG、PNG、EPS形式のイラスト素材が無料でダウンロードし放題です。気に入ったパソコンイラスト素材が見つかったら、クリックして、無料イラストダウンロードページへお進み下さい。高品質なロイヤリティーフリーのイラスト素材を無料でダウンロードしていただけます。商用利用もOKなので、パソコンイラスト素材をチラシやポスター、WEBサイトなどの広告、ポストカードや年賀状などにもご利用いただけます。クレジット表記や許可も必要ありません。 出典: silhouette-ac.com
カテゴリーの一覧を見ると、探し方の見当も付きます。花・植物、ビジネス、チラシ、名刺、医療・福祉、人物、動物・生き物、乗り物、フレーム、生活、食べ物、文具、四季、背景・壁紙、バナー、スポーツ、ポストカード、学校プリント用、アイコン、セット、文字、筆文字、年賀状、ファッション、クリスマスなどが並びます。検索の回数が限られているなら、語で当てるより先にカテゴリーで範囲を決めるほうが早い場面もあります。
使ってよい範囲を、探す前に確かめる
素材を落としてから使えないと分かるのが、いちばん損をする順番です。イラストACの案内では、商用利用ができること、クレジット表記や許可が必要ないことが明示されています。チラシ、ポスター、ウェブサイトの広告、ポストカード、年賀状といった用途が例として挙がっています。ここまでは、無料会員でも同じです。
ただし、素材を組み込んだ商品を販売する用途は別扱いです。サイト上には商品化ライセンスという仕組みがあり、その購入はプレミアム会員に限られると案内されています。Tシャツやカレンダーのように、素材そのものが商品価値の中心になる使い方がここに入ります。社内の資料や自社サイトの飾りとして使う分と、販売する物に載せる分では、見るべき欄が変わります。
素材の詳細ページには、その素材がプレミアム会員向けかどうかの表示も出ます。無料会員の場合、プレミアム会員専用の素材はJPEGとPNGでのダウンロードに限られる旨が案内されます。つまり「見つけたのに落とせない」場面は、回数の制約とは別に存在します。探す前に自分の用途を決めておくと、この空振りが減ります。
Macで独立したウィンドウに出す2つの道
手数がいちばん少ないのはSafariに用意されている機能です。Appleの手引きには次のように書かれています。
Webアプリがホームフォルダの「アプリケーション」フォルダに保存され、DockやSpotlightからも開けるようになります。 出典: support.apple.com
Safariでページを開き、メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選ぶだけです。ブックマークではなく実体のある項目になるので、Spotlightで引けて、Dockの位置が固定され、Cmd+Tabで直接たどり着けます。アプリの名前とアイコンを変えられること、開くURLを編集できること、戻る・進むなどナビゲーションの表示を選べることも同じページに書かれています。費用はかかりません。
この道で確かめておく点は、ログイン状態の持ち方とダウンロードの行き先です。素材探しはログインした状態が前提で、しかもファイルを手元に落とす作業が続きます。窓の中からダウンロードしたファイルが、いつもの保存先に入るかどうかを最初に1回試しておくと、探し回らずに済みます。もう1つの道は、Chromiumのエンジンで窓を作る道具を使う方法です。窓ごとにログインを分けたい、複数の素材サイトをそれぞれの窓に分けたいといった条件が出てきたときに効きます。サイトごとに独立した窓を作れる道具でできることはできることに整理されており、作る手順は使い方ガイドが順を追って説明しています。
窓にするサイトを選ぶ基準と、素材サイトの当てはまり方
毎日開くサイトを全部Dockへ出すと、タブの山がアイコンの山に置き換わります。選ぶ基準は3つに絞れます。毎日開くか。自分のログインがあるか。同じ操作を繰り返すか。
素材サイトは、資料やチラシを作る仕事がある人にとって3つすべてに当たります。週に何度も開き、ログインした状態で使い、検索して比べて落とすという同じ操作を繰り返します。しかも作業の合間に割り込むので、他のタブと混ざりやすい性質があります。ここが、窓を分ける効き目がいちばん出るタイプです。どんなサイトが対象になるかは対応サービス一覧で確かめられ、費用の考え方は料金に出ています。
窓に何を出すかを決めるときは、作業の順番で考えると迷いません。素材を探す画面、資料を作る画面、参考にする画面の3つのうち、毎回同じ場所から入りたいのは1つ目です。2つ目は編集ソフトが持っていて、3つ目は毎回違うページになります。窓にする価値があるのは、入口が固定されていて、しかも毎回そこへ戻る必要がある画面だけです。
逆に、この基準で落とすものもあります。素材の使い方を解説した記事、配色の参考ページ、フォントの紹介。読むだけで、ログインも繰り返しもないものは、ブラウザのタブのままで足ります。窓を作る意味は、同じ画面を何度も開くことにではなく、探す作業に毎回同じ入口から入れることにあります。
数字から見える、窓を分けたあとの使い方
会員資格が9つのサイトで共通だという条件は、窓の作り方に直接効きます。イラストと写真とシルエットを別のサイトで探すなら、入口も3つあります。同じアカウントで入れるので、1つの窓で行き来することもできますが、探している対象が違うと検索履歴も候補も混ざります。素材の種類ごとに窓を分けると、戻ったときにどこまで見たかが分かります。
一方で、窓を増やしすぎると元の問題に戻ります。目安になるのは、無料のキーワード検索が1日4回で区切られるという条件です。1日に4回しか検索しない道具を9個並べる意味はありません。実際に使うサイトだけを窓にして、残りはブラウザから開く形にすると、Dockの並びが短く保てます。
窓を作ったあとに試しておくことは3つです。ログインが最後まで通るか。ダウンロードしたファイルがいつもの場所に入るか。そして広告の出方が変わらないかです。無料会員のまま使う場合、広告はページの一部として出ます。プレミアム会員には広告を表示しないプランの選択が用意されていると案内されているので、広告の有無を理由に窓の作りを変える必要はありません。道具側の細かい疑問はよくある質問にまとまっています。
よくある質問
イラストACは無料で何回まで検索できますか?
無料の範囲では、キーワード検索が1日4回までと案内されています。回数を使い切ると、カテゴリーから探す形に切り替わります。語を思いつくままに試す探し方は続かないので、1回の検索で候補を広く見て、良いものをブックマークやコレクションに残す進め方に変えると、回数の制約がほとんど効かなくなります。
無料会員とプレミアム会員では何が違いますか?
無料会員はJPEGとPNGをダウンロードできますが、EPSとAIのデータには一日の上限があります。複数の素材をまとめてダウンロードする機能もプレミアム会員向けです。プレミアム会員には広告を表示しないプランの選択も用意されています。個人プランの料金は毎月更新が月額1,980円、毎年更新が年額18,900円です。
プレミアム会員はイラストAC以外でも使えますか?
案内ページには、1つのサイトで登録するとイラストAC、写真AC、シルエットAC、動画AC、フリービーAC、ACデータ、赤ちゃんAC、背景切り抜き、デザインACで同じ会員資格が使えると書かれています。イラストだけを月に数点使う人と、写真も動画も必要な人では、同じ料金の意味が変わります。
専用のウィンドウにすると費用はかかりますか?
Safariの「ファイル」から「Dockに追加」を選ぶ方法は、macOSに含まれている機能なので追加の費用はかかりません。窓ごとにログインを分けたい、素材の種類ごとに窓を分けたいといった条件が出てきた段階で、専用の道具を検討することになります。まず無料の方法で1つ作り、ダウンロードの行き先を確かめてから決める順番で困りません。