JALのPCサイトをMacで開く|予約画面を探さない置き方

JALのPCサイトを探している人が置かれている状況は、だいたい2通りです。スマートフォンで開いた画面が窮屈で、PCの広い画面で座席や運賃を見比べたい場合と、Macのブラウザで開いてはいるものの、予約の画面がタブの海に埋もれて毎回探している場合です。前者はURLの話で片が付きますが、後者は置き方の話になります。ここではJALのサイトをMacでどう置くかを、画面の作りと配布されているアプリの実態から整理します。

JALのサイトは、画面の幅に合わせて見た目が変わる1つのサイト

いまのJALのサイトは、PC向けとスマートフォン向けでURLを分ける作りにはなっていません。トップページを広い画面幅で開いたときと、スマートフォンの幅で開いたときの中身を並べて確かめると、出てくる入口は同じです。ログインと新規入会、重要なお知らせ、予約、予約管理、チェックイン、運航状況、航空券と特典航空券、航空券と宿泊をまとめた商品、ホテル、レンタカー、JAL Mall、マイレージパーク、JALカードといった導線が、どちらの幅でも並びます。

違うのは1画面に収まる量です。広い画面では往復と片道と複数都市の切り替え、出発地、到着地、往路と復路の搭乗日、人数が横一列に並びます。狭い画面では同じ項目が縦に積まれ、下まで送る操作が増えます。つまりPCサイトを探す動機の多くは、URLが別にあるからではなく、広い画面で一度に見たいという要求です。Macで開けば、その要求はそのまま満たされます。

トップの上端には重要なお知らせの枠も置かれています。機内に持ち込めるモバイルバッテリーの個数と充電のルール変更、羽田空港国内線の北側サテライトの利用開始と手荷物のお預け締切時刻の厳格化といった内容が、複数件まとめて並びます。搭乗の前に一度は目を通す欄で、ここを見落とすと空港での手順が変わります。この枠を定期的に見る習慣があるなら、それだけでも窓を独立させる理由になります。

Mac用のアプリは配られていない

App StoreでJALのアプリの配信ページを見ると、プラットフォームの表記は iPhoneのみ対応 です。価格は無料で、動作にはiOS 15以降が求められ、容量は136.6MB、対応言語は日本語を含む8言語です。旅行のカテゴリでは上位に入っており、評価はおよそ42万件で平均4.5という数字が出ています。デベロッパはJapan Airlines Co., Ltd.です。macOS向けの配布は含まれていません。

アプリを開けば搭乗に必要な情報が一目でわかります。突然の遅延やゲート変更もプッシュ通知でリアルタイムにお知らせ。 出典: apps.apple.com

配信ページに書かれているアプリの役目は、空港と機内で使うことに寄っています。搭乗に必要な情報をひと目で見せ、遅延やゲートの変更をプッシュ通知で知らせ、機内Wi-Fiへの接続を助け、マイルとLife Statusポイントの残高を見せる作りです。移動中に手のひらで使う道具として組まれています。

これに対して、Macで行う作業は別の性質を持ちます。運賃の条件を並べて比べる、座席表を見ながら決める、複数の日付で空席を探す、出張の申請に添える明細を出す。どれも画面の広さとキーボードが効く仕事で、スマートフォンでは手数が増えます。役割が違うので、片方が片方を置き換える関係にはなりません。Macではブラウザで開く、という前提のうえで、どう置くかを決めるのが実務的です。

予約の画面をタブに置いたままにすると詰まる3か所

JALのサイトをブラウザのタブに開いたままMacで使うと、詰まる場所は3つに集まります。

  • タブの数が増えると、JALのタブを探す時間が伸びる。他の予約サイトや経費の画面と並ぶと、小さなアイコンで見分けることになる
  • 他のタブをまとめて閉じたときに一緒に消える。開き直してもログインは残るが、入れた検索条件と見ていた座席表は戻らない
  • ブラウザを閉じている時間に運航状況が変わっても、Macの画面には何も出ない

2つ目は、日付を動かしながら運賃を探す使い方で痛みが大きくなります。出発地と到着地と日付と人数を入れ直す操作は、1回なら数十秒です。ただし出張の日程調整は1日では終わらず、相手の都合を待つ間に何度も開き直します。そのたびに条件を入れ直せば、数十秒が回数分だけ積み上がります。

3つ目は当日に効きます。搭乗の前日や当日に運航状況を見る必要があるとき、タブを閉じていれば手がかりはメールと通知だけです。独立した窓にしておけば、通知をアプリとして受け取る側に回せます。

Macで専用の窓に切り出す手順

Macで窓を切り出す方法は、標準の仕組みで2つあります。どちらも新しいソフトウェアを買う話ではなく、1分ほどで終わります。

1つはSafariの機能です。macOS Sonoma 14から、開いているWebページをアプリとして保存できるようになりました。

Webアプリは、Safariとは別に機能します。閲覧履歴、Cookie、Webサイトデータ、設定情報はSafariと共有されません。そのため、Safariプロファイルを使う場合と同様に、ブラウズをほかとは切り分けることができます。 出典: support.apple.com

手順は、SafariでJALのサイトを開き、メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選び、名前を入力して「追加」を押すだけです。作られたアプリはホームフォルダの中の「アプリケーション」フォルダに保存され、DockとSpotlightから開けます。名前とアイコンは後から変えられるほか、設定の画面でアプリケーションURLを差し替えることもできます。いま開いているページを指定する操作も用意されているので、よく使う画面のURLをそのまま固定できます。

もう1つはChromeの機能です。Chromeのヘルプには、右上のその他アイコンから「キャスト、保存、共有」を開き、ページをアプリとしてインストールする項目を選ぶ手順が案内されています。サイトによってはアドレスバーの右端にインストールのアイコンが出ます。土台がChromeのプロファイルになるため、プロファイルを分けておくとログインの状態も分かれます。

個人のマイルと会社の出張で窓を分ける

分け方は2通りあります。1つは用事ごとに分ける形、もう1つはアカウントごとに分ける形です。

用事ごとに分ける場合は、同じアカウントのまま窓を2つ作り、それぞれのURLを違う画面に固定します。新規の予約を取る窓と、予約管理とチェックインを開く窓を並べる形です。同じアカウントなのでマイルの残高も共通で、分かれるのは開く場所だけです。日程を探している期間と、搭乗が近づいた期間で使う画面が違うため、この分け方は素直に効きます。

アカウントごとに分ける場合は、Cookieを分けます。Safariで作ったWebアプリは閲覧履歴とCookieとWebサイトデータをSafari本体と共有しないため、本体側で個人のマイレージ、Webアプリ側で会社の出張用という置き方ができます。3つ以上に分けたいときは、Safariのプロファイルを追加してからそれぞれで作ります。Chromeの場合は、先にプロファイルを分けてからウェブアプリを作る順番です。

窓が増えると押し間違いが起きます。Dockに同じアイコンが並ばないよう、色の違う画像を当てて見分けが付く形にしておくと、意図しない側で予約を進める事故を入口で防げます。航空券は取り消しに手数料がかかる条件もあるため、後始末より入口の対策のほうが確実です。

運航状況の通知をどこまで出すか決める

独立した窓にすると、通知の扱いが1つのアプリとして整います。Appleのサポート情報には、通知を配信するサイトの場合、DockのWebアプリのアイコンに未読の件数を赤いバッジで表示できると書かれています。この機能を使うには、通知の許可を求められたときにSafari本体ではなくWebアプリの中で応答します。すると、システム設定の「通知」の一覧にそのアプリが並び、そこでバナーを出すか、音を鳴らすか、通知センターに溜めるだけにするかを決められます。一覧にはサイトのURLではなく、付けた名前で表示されます。

決め方の目安は、搭乗が近いかどうかです。搭乗の前日から当日にかけては、運航状況の変化を早く知りたいのでバナーを出す側に寄せます。日程を探している期間なら、音とバナーを切って件数だけ見る形にしておくと、作業が細切れになりません。窓を2つ持っていれば、片方だけを鳴らす設定にできます。タブのままではブラウザ全体をまとめて扱うことになるため、この細かさは出せません。

Appleのサポート情報には、ログイン項目として追加して自動的に開く形にできることも書かれています。出張が続く期間だけこの設定を入れて、落ち着いたら外す使い方もできます。

窓に固定するURLをどう選ぶか

窓を作るときに迷うのは、どのページを起点にするかです。選び方は3通りあり、いま何をしている期間かで決まります。

トップページを起点にする形は、期間を決めずに置いておく窓に向きます。重要なお知らせと運賃の案内が上に出るため、何をするか決まっていない日にも使えます。検索の条件を毎回変える人も、ここを起点にすると迷いません。

予約管理を起点にする形は、すでに予約がある期間に向きます。搭乗の前に開く用事は、座席の変更、チェックイン、運航状況の確認に集まります。この3つは予約管理の周辺にまとまっているため、起点をここに置くと1画面で用が済みます。

会員のページを起点にする形は、マイルの管理に向きます。残高と有効期限、特典航空券の空席を見る用事は、予約とは別のリズムで発生します。3つとも同時に持つ必要はなく、1つか2つに絞るとDockが散らかりません。

毎日開く画面を選び分ける基準

サイトをアプリにする道具のプリセットの顔ぶれは、この手が効く画面の性質を示しています。メール、カレンダー、チャット、SNS、買い物の窓口が並んだ対応サービス一覧を眺めると、共通点が見えてきます。1日に何度も開き、開いている時間が長く、他のタブと並べる意味が薄い画面です。出張の日程を調整している期間のJALのサイトは、この3つに当てはまります。

判断の基準を1つ持つなら、開き直す回数です。1日に5回以上開き直す画面は独立させる価値があり、週に1度で足りる画面はタブのままで困りません。出張が月に何度もある人と、年に1度旅行する人では答えが変わります。おすすめの使い方を1つ挙げるなら、日程の調整が始まった日に窓を作り、搭乗が終わったら消す形です。窓は後から削除できるため、試す側の負担は小さくなります。

作った窓で何ができるのかはできることに、通知やタブバーの表示を切り替える手順は使い方ガイドにまとまっています。300以上のプリセットからすぐ作れる形になっているため、URLを調べる手間もかかりません。3アプリまでは費用がかからない範囲で試せるので、まず予約管理の窓1つで効き方を見て、マイルの窓を追加するかを決める順番に無駄がありません。費用の内訳は料金に、判断に迷う点はよくある質問に整理されています。

JALのPCサイトをMacで使うときに決めることは2つです。窓を用事で分けるかアカウントで分けるかと、どの窓を鳴らすかです。前者は開く目的の数で決まり、後者は搭乗が近いかどうかで決まります。

よくある質問

JALのPCサイトは別のURLで用意されていますか?

いまのJALのサイトは、画面の幅に合わせて見た目が変わる作りです。トップページを広い画面幅と狭い画面幅で開いて中身を比べると、並ぶ入口は同じです。Macで開けば、往復や片道の切り替えから日付と人数までが横一列に並び、一度に見渡せます。

JALにMac用のアプリはありますか?

App Storeの配信ページでは、プラットフォームの表記が iPhoneのみ対応 です。価格は無料で、動作にはiOS 15以降が求められます。macOS向けの配布は含まれていないため、Macではブラウザで開く形になります。

予約管理の画面を1回で開く方法はありますか?

Safariで作ったWebアプリなら、設定の画面でアプリケーションURLを差し替えられます。予約管理の画面を開いた状態で現在のページを指定すれば、起動した瞬間にその画面が出る窓になります。搭乗の前に開く用事はこの周辺にまとまっているため、手数が減ります。

個人のマイレージと会社の出張でアカウントを分けられますか?

Safariで作ったWebアプリはCookieと閲覧履歴をSafari本体と共有しないため、本体側で個人、Webアプリ側で出張用という置き方ができます。3つ以上に分けたい場合はSafariのプロファイルを追加します。Chromeを使う場合は、先にプロファイルを分けてからウェブアプリを作ります。

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